【英語学習】TOEICに挑戦してみよう!

2019/04/27

桜の花も満開となり、この春から新しい学校や新学年に上がる学生さんや、就職して新社会人となった方など、たくさんの方がこれからの夢と未来に胸を膨らませているこの季節。
心機一転、何か新しい事を始めてみよう!と考えている方も多いと思いのではないでしょうか。

「何をやってみようか」

そう考える世の中の人々の1番人気は「英語を学ぶこと」なんだそうです。
これは、ビジネスはもちろんのこと、海外からの観光客の増加など、日本のグローバル化の影響が世相として現れているんでしょうかね。

英語を学ぶ意義

一方で、
「みんながやっているから私も」
こういう発想で英語を学び始めた人も多いんじゃないかと思います。

もちろんそれでもいいのですが、「英語学習」のような「スキルの向上を必要とするもの」は、「心から英語が学びたい」という気持ちがあるか、「何のために英語を学ぶのか」目的がはっきりしている人の方が伸びやすいようです。

「学びたいわけではないが必要だから」
そういう人は、できれば学習を始める前に「何のために英語を学ぶか」について少し認識を整理しておいてもいいように思います。

  • ビジネスで英語を使いたいから
  • プライベートで海外の人と会話がしたいから
  • 海外から情報や知識を取り入れたいから
  • 何かひとつ特技や履歴書に書ける資格が欲しいから

動機は様々で何だっていいと思います。
大切なのは「心からそう感じているかどうか」。
自分を説得するのではなく、自分の中に本当にそんな欲求が少しでもあるかどうかは確認しておきましょう。

英語を学ぶことで世界や視野が広がる、というのは英語を学んだ多くの人々が語っている真実だと思います。

私自身が実際に感じている具体的な利点は以下の通りです。

  • 世界中のあらゆる情報が英語に変換されている
  • その情報量が日本語でやりとりされている情報とは比較にならないほど豊富
  • 情報のやりとりに参加している人の数が多いので、アイデアの切り口も様々な多様性がある
  • それら情報流通速度が速い

TOEICという試験

英語を学ぶための道筋はいろいろありますが、大学生や社会人でまず多いのは、「英検」や「TOEIC」の学習から始める人ではないでしょうか。

中でもTOEICは5点刻みの990満点で「読み」「聞き」についての実力を測ることができるためわかりやすく、特に大学生や社会人の間で人気があります。

平成28年度の受験者数で見ても、年間250万人が受験しており、企業の多くも採用時や昇格条件の一つとして参考にしているところも少なくありません。

TOEICを運営するETCの公式サイトにも以下のように一定の基準が示されており、学習をする上での目標・進捗の把握がしやすいという利点があります。

<860点以上>Non-Nativeとして十分なコミュニケーションができる。

<730点以上>どんな状況でも適切なコミュニケーションができる素地を備えている。

<470点以上>日常生活のニーズを充足し、限定された範囲内では 業務上のコミュニケーションができる。

http://www.iibc-global.org/library/default/toeic/official_data/lr/pdf/proficiency.pdf

一般的にTOEICと呼ばれるものは、正式には「TOEIC L&R」という「ヒアリング」と「リーディング」からなる試験です。

「え?聞いて読むだけのテストなの?英語は4技能で話すと書くも必要では?」という方もいると思いますが、「スピーキング」と「ライティング」は「TOEIC S&W」という別の試験になっています。

TOEICを学習すると話せるようになるか

冒頭に「英語を学ぶ動機」について書かせていただきましたが、その理由のひとつは「動機によって学習する手段が異なる」からです。

「海外の人々とペラペラと会話がしたい」

実はこの動機に関してはTOEIC L&Rは遠回りです。
先ほど述べたとおり、TOEIC L&Rは「聞く」と「読む」能力を測るための試験なので、TOEIC L&Rの試験対策だけしていても話せるようにはならないのは明白ですよね。

また、TOEIC L&Rは、日本人が海外でビジネスを行うことを主眼において作成された試験です。
そのため、内容はビジネス寄りとなっており、日常会話で使われる表現の割合がとても少なくなっています。

「じゃあ英検の方がいいんじゃないか」となりますが、私は敢えてTOEIC L&Rから学習を始めることをお薦めします。
もちろんこれは学習をされる方の「好き嫌い」や、先ほど述べた「動機」、その目的に試験形式が合っているか否かによって選択肢が変わります。

それでも私があえて英検よりもTOEIC L&Rをお薦めする一番の理由は「TOEICが英検よりも学習しやすい」からです。
学習を検討されている方は、実際の試験内容を一度比較されることをお薦めします。

試験形式に関して大まかに言えば、英検の試験形式は1次試験「単語」「長文読解」「英作文」「リスニング」に2次試験「面接」の面接を加えたものであるのに対して、TOEIC L&Rは「聞き取り」と「文法」「長文読解」となっており、学習のポイントが絞られています。

4技能を学ぶには英検の方が総合的に学べそう、と思われるかもしれませんが、総合的に学べるということは、裏を返せばそれだけたくさんのことを同時に学び始めなければならないということです。

4技能といわれる「読む」「書く」「聞く」「話す」はもちろんそれぞれが密接に関係していますが、「別のスキル」と考えていた方がいいくらいで、それぞれのスキルを伸ばすにはそれぞれの領域で相応の学習量が必要になります。

いろいろな分野に手を出して学習が嫌になるよりは、まずは学習分野を絞り、学習の楽しさと習慣づけを行った方がいい、というのが私の推薦理由です。

はじめの第一歩

TOEICを学習するには何から始めればいいですか?
英語スキルのレベルは人それぞれなので、この質問に対する答えは一つではありませんが、TOEICを学習するにあたり、まず最初にやってほしいことは「公式問題集を1度解いてみる」ことです。

「自分の実力を知る」
その後で自分に欠けているものは何か、欠けているものに対してどう取り組んでいくかをしっかりと考え、実践してゆくことが大切です。

書店に行くと大量のTOEIC関連本が出版されていることが分かりますが、基本は「公式問題集」です。

まずは春らしいピンク色の表紙の一番新しい公式問題集を使って、TOEICに挑戦してみましょう。