【英語学習】はじめてのTOEIC S&W(ライティング編)

前回はTOEIC S&Wのスピーキングテストについて内容をご紹介しました。
今回はライティングテストについてご紹介しましょう。

ライティングテスト

Writing Q1-5

リスニングテストに比べると、ライティングパートは情報が画面に掲載されているので気分が楽です。
ライティングの設問1−5はカラー写真に2つの単語が与えられ、それを使って写真を英文で説明するというものです。

例えば

cup/table
という質問の場合、
There are two cups on the table.
などと答えていきます。

いまよく見ると「ワンセンテンスで答えろ」と書いてある・・・2センテンスで答えちゃったものもあるなあ・・
スピーキングの写真を説明する設問と混同してしまったかもしれません。
試験に慣れないうちはこういうミスが発生しますので、普段の学習の際からテスト形式で何が求められているかをよく意識しておきましょう。

この設問はおおむね上記のような比較的簡単な問題が多いですが、時々「この2つの単語をどうやって組み合わせろというの?」というような組み合わせがでてきます。

この設問1−5はセットになっており、計8分間が与えれています。
回答が早めに終わったから設問6に行こうとしたらいけませんでした。
なので答え終わっても8分経過するのを待つ必要があります。

Writing Q6-7

設問6−7は与えられたe-メールについてメールを返す、というもの。これが設問6と7でメールを二つ書くことになります。
相手から要望が飛んできて、役になりきって返事を返すというものですが、普段メールを書き慣れている人にはわかりやすい設問です。
けれど凝った回答を返すには、ここでも想像力が必要になります。

相手からのメールのFromのところを見て自分が各メールの宛名を決めます。
メールタイトルと相手の要望を読んでストーリーを想像し、要望に応え、相手からのメールのtoのところを見て署名する、という感じでしょうか。

ここではひとつのメール回答につき10分が与えられているのですが、早く書き終わっても10分経過するのを待つ必要があります。

Writing Q8

この設問8でライティング最後の問題です。
「え?もう終わりなの?写真説明して、メール書いて設問8でおしまい?」
とびっくりされる方もいるかもしれません。

改めて問題構成を見ているとその通りなんですよね。
でもこの設問8がやっぱり”ラスボス”なんですよ・・・

この設問では与えられたテーマについて30分が与えられます。

例えば
「楽しいときだけに働くことは是か非か?その理由を述べて事例で補足しなさい」

今気づいたのですが、スピーキングの最後・設問11が「その理由、または(or)事例」となっているのに対して、ライティングのこの設問は「理由を述べて(and)事例」となっているんですね。
スピーキングは最低限理由か事例かのいずれかで良いのに対して、ライティングは両方を述べよと言っているわけです。

こういった質問に対して、300語以上での回答を求められます。
300文字ではありません。300語です。
普段英語で仕事をされている人でも、なかなかまとまった英文を書く機会はないんじゃないでしょうか。

少なくとも私にとっては100語以上の英文を書いたのはこの試験が初めてでした(練習してから試験に望めよ!)。
書いた語数は画面に表示されますが、更新ボタンを押さないと正しい数字が表示されない点は要注意です。
いつまでも54文字だなあと思いつつ打っても打っても文字数が増えないので、思わず試験監を呼びそうになりましたが、更新機能があることに気づきました。

結果的に250語を書いて回答しましたが、大半は、ええ、質問の英文を繰り返し引用するというテクニックで乗り切りました(←テクニックというよりはもはや減点対象では?)

しかも今回私が回答した内容は、勝手に父親を殺してから勝手に母親を花屋にするという謎回答・・・
そしてついに神聖なTOEICで「die」という後ろ向きな単語を使ってしまうという禁じ手。
さらには意見を補足するための方便として「働くなんて人生の時間の無駄ですよ」とまで発言。
試験後は英語のできなさよりも自分の発想の貧弱さにへこみました。

まとめ

S&W全体をまとめますと、S&WはL&Rとはまた違うスキルが必要であると感じると共に、「読む」「聴く」で理解できていた簡単な英文・語彙でさえも、「話す」「書く」で使うレベルに達していない、読める(聴ける)けれど自分では書けない(話せない)ものが想像していた以上にたくさんあることを痛感させられました。

一部はS&Wでしか出てこないようなコロケーションもあるように思いますし、何よりも回答をするための豊富な「経験」、その経験が少ない人はかわりとなる「想像力」、いやもうこれは「妄想力」といってしまって良いんじゃないかと思いますが、その妄想を英語で語れるレベルになるまでひたすら訓練することが必要だと思い知らされました。

普段読んで聴いている英語を「違う観点・切り口で理解できる」という点では、実用英語を目指していない方にとっても、L&R以外は受ける予定がないよという方にも、1度体験していただいてもいい試験だと思います。
S&W受験によって、聴いて読む練習からは得がたい学習アプローチに対する気付きがあるのではないか、そう感じました。

興味をもたれた方は、まずは公式の問題集から始めて見ましょう!